ベンガラ商家を丸ごと公開~座敷で味わう鯛・アジ・鰻料理と特別参拝

斉藤家住宅は、臼杵城下の入り口の往還道に立つ商家である。木部はベンガラが塗られ、神社参道側の妻面には懸魚や水切り瓦等の意匠がある。江戸時代以来、商う商売を替えながら現在7代目の当主となっている。店舗で小売店を営んでいた10年ほど前までは店舗部分が公開されていたが、現在は主屋全体が公開されていない。
今回、当該ツアー客のみに限定して一般公開することし、主屋の見学、屋敷地内の井戸、防空壕の見学等を行なう。見学の後、主屋2階の座敷で魚料理3種を食べる。提供する料理は臼杵市がユネスコ食文化創造都市に加盟していることに鑑み、齋藤家に伝えられている料理等を提供する。
食事の後は、斉藤家と江戸時代以来密接に関係している福良天満宮、龍原寺で特別参拝、特別拝観を行なう。